冤罪をテーマにした集会で思いを語る西山さん(南丹市園部町・市国際交流会館)

冤罪をテーマにした集会で思いを語る西山さん(南丹市園部町・市国際交流会館)

 冤えん罪ざいをテーマにした「関西市民集会」が25日、京都府南丹市園部町の市国際交流会館であった。再審開始決定や再審無罪を受けた事件の当事者らが思いを語り、冤罪のない社会の実現を訴えた。

 集会では殺人罪で服役後、今年3月に再審開始が確定した、滋賀県東近江市の湖東記念病院事件の元看護助手西山美香さん(39)が登壇。「無罪判決が出るまで頑張っていきたい」と涙ながらに語った。

 大阪市の小6女児焼死事件で再審無罪となった青木恵子さん(55)は「娘殺しから21年ぶりに普通の母親に戻れた。警察や検察は間違いを認めて謝罪してほしい。二度と冤罪を生み出してほしくない」と訴えた。

 また、今年3月に青木さんが共同代表となって「冤罪犠牲者の会」を立ち上げたことや、捜査機関の証拠の全面開示などを求める法律改正の運動などが報告された。

 「関西冤罪事件連絡会・たんぽぽの会」が主催し、12回目。南丹市の社会福祉法人で起きた不明金事件で有罪判決を受けた女性の無罪を訴えようと、同市で初開催。再審開始決定を受けた滋賀県の日野町事件の関係者も出席して約250人が聞いた。