声援を受け、勢いよくスタートするランナーたち(大津市)

声援を受け、勢いよくスタートするランナーたち(大津市)

 山道を走る「トレイルランニング」の国際大会が25日、ユネスコの世界文化遺産に登録されている比叡山延暦寺(大津市)周辺で開かれた。強い日差しの下、国内外から参加したランナーたちが歴史と自然が溶け合う山内を駆け抜け、健脚を競った。

 大会は、大津の魅力発信と観光誘致を目的に、同市やびわ湖大津観光協会などでつくる実行委員会が主催した。5回目の今回も滋賀、京都府県境にまたがる全長50キロと50マイル(約80キロ)を走破する2コースを設け、関西や首都圏を中心に総勢821人が参加。中国や米英仏など8カ国から集まった外国人選手に加え、招待選手として同寺関係者も起伏のある難コースに挑んだ。

 この日は大津市内の最高気温が30度を超す過酷なコンディションとなり、比叡山頂付近でも朝から強い日差しが照りつけた。選手たちは午前9時前後に順番にスタートすると、声援を背に坂道を駆け上がった。途中、琵琶湖の絶景や新緑の木立に癒やされながら、数時間かけてゴールした。