5月から利用制限を緩和する長浜球場。三塁側のフェンス(左)の奥が北陸自動車道=長浜市宮司町

5月から利用制限を緩和する長浜球場。三塁側のフェンス(左)の奥が北陸自動車道=長浜市宮司町

 滋賀県長浜市は5月1日から、昨年6月に軟式野球の飛球が北陸自動車道の車に当たった事故を受け、中学生以下と50歳以上に制限していた長浜球場(宮司町)の利用を全年齢に緩和する。変更後、高校生以上は飛距離の出る「複合バット」の使用を禁止する。

 市は事故後、市軟式野球連盟や球場の指定管理者の長浜文化スポーツ振興事業団、利用者などと対応策を協議してきた。その結果、事故発生時の使用は不明としながらも利用者の多くが複合バットを使っていたことから、場外飛球の一因だったと分析した。これを受け、複合バットの使用を禁止することで再発を防げると判断した。

 近年の道具類は進化している。複合バットはバットの芯にウレタンなどの素材を使用しているのが特徴で、ボールが当たったときの反発力が高く飛距離が出やすいという。

 市によると、事故は昨年6月6日午前9時半ごろ、社会人チームの試合でファウルボールが三塁側のネット(高さ12メートル)を越えて北陸道を走行中の小型トラックのヘッドライトを損傷させた。