京都府和束町

京都府和束町

昨年12月に捕獲されたクマ(京都府和束町湯船)

昨年12月に捕獲されたクマ(京都府和束町湯船)

 京都府和束町湯船の府道木津信楽線周辺で11日午後、サルの調査員がクマ2頭を目撃した。うち1頭は昨年12月に湯船で捕獲された個体とみられ、同町は地域の防災無線や看板で注意喚起を行った。

 目撃したのは同町と隣接する滋賀県甲賀市が依頼したサルの調査員で、府道近くの山林にクマ2頭が連れ立っているのを発見した。調査員によると、大型犬くらいの大きさだったという。 

 湯船で昨年捕獲されたツキノワグマは当初、子どもとみられていたが、調査の結果4歳の雌と分かり、発信機を取り付けて放されていた。今回調査員の受信機が反応したため、1頭は同じ個体とみられる。同町では12日にも町職員が受信機の反応を確認しており、住民に防災無線で呼びかけたほか、近辺の4カ所に注意喚起の看板を設置した。

 府山城広域振興局の担当者は「春は新芽を食べるので、餌を求めて人里に現れることは考えにくい」とみている。