京都府久御山町は24日、外出が難しい高齢者や障害者などを対象にした予約制乗り合いタクシー「のってこ優タクシー」の運行を始めた。利用申請は7日に始まり、高齢者を中心に74人(24日現在)が登録した。

 出発式が町役場の駐車場であり、信貴康孝町長ら約30人が参加した。最初の利用者として、町役場から自宅近くの停留所まで優タクシーを使った女性(83)は「足腰が悪く、バスの乗り降りができない。バスでしか行けない場所にも気軽に行ける」と喜んだ。

 のってこ優タクシーの利用対象は、65歳以上で運転免許証を自主返納した人や、障害者手帳を持つ人など。

 巡回バスの代替で町が2015年末に運行を始めた現行の乗り合いタクシーは、自治会の集会所やスーパーの前などに設けた計60カ所の停留所のうち、民間のバス路線と重なる停留所間では利用できないが、優タクシーは乗り降りが可能。料金も200円と、現行の300円より安い。