減塩汁を開発した大浦女性の会のメンバーら(舞鶴市北吸・市役所)

減塩汁を開発した大浦女性の会のメンバーら(舞鶴市北吸・市役所)

 食事から地域を健康にしようと取り組む舞鶴市・大浦地域の女性グループ「大浦女性の会」はこのほど、減塩料理の第2弾「減塩汁(へらしおスープ)ビシソワーズ風」を考案した。廃棄されがちな野菜の残り物も生かして深みのあるだしを取り、塩分を抑えた。6月中旬から地元のレストランで提供される。

 スープは、煮干しやかつお節、昆布、ニンジンの皮、キャベツの芯、魚の骨やあらなどでだしを取り、塩分量を通常の約6割に抑えた。牛乳を加えて冷やし、焼いた魚の切り身や特産の万願寺甘とうもトッピングする。

 同会は、大浦地域の住民の血圧や血糖値が市内でも高いことを知り、昨年12月に減塩メニューの第1弾「大浦減塩鍋」を開発。今回は夏向きの料理を考案しようと、地元レストランのシェフも交えて協議。市の管理栄養士の監修で、4月に試食会を開いて完成させた。

 だしのうまみと牛乳のまろやかな味わいが特徴で、6月14日に同市中田の大浦会館で開かれる健康イベントで先着60人に試食してもらう。同15日から農業公園・舞鶴ふるるファーム(同市瀬崎)で、ランチバイキングメニューの一つとして今秋まで提供する。同会の嵯峨瞳代表は「牛乳が苦手な人でも抵抗なく食べられる。この減塩汁で暑い夏を乗り切ってほしい」としている。