京都大や北海道大などがアイヌ民族の遺骨を墓地から無断発掘し研究対象としていた問題で、国が2019年に北海道白老町に建設した民族共生象徴空間ウポポイの慰霊施設に集約された1300体を超える遺骨に、樺太アイヌ(エンチュウ)の遺骨が含まれておらず、京大は樺太アイヌ遺骨56体をいまだ保管していることが、18日分かった。樺太アイヌの子孫でつくるエンチュウ遺族会(札幌市)は、京都大に対し、遺骨の返還を求め、樺太(現ロシア領、サハリン)に戻すよう要求している。
樺太アイヌ(エンチュウ)協会会長でエンチュウ遺族会長の田澤守さん(67)に、札幌で会った。「樺太アイヌ」という呼び方は他者からの呼ばれ方だという。「アイヌ」の樺太アイヌ語での同義語エンチュウは「自称」、自分たちの言葉だと
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