京都地検

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 麻薬取締法違反の罪に問われた男(35)の裁判を巡り、京都地検が証拠品の押収物を京都地裁に没収するよう求める手続きを怠ったため、判決日が延期になっていたことが18日、関係者への取材で分かった。

 刑事事件の裁判で、犯罪に用いられるなどした物品を国が没収する場合、検察側の求めに応じて地裁が判断を下すことになっている。男の代理人弁護士によると、検察側は今年1月に京都地裁で行われた男の論告求刑公判の際、共犯者の1人が所持していた麻薬とみられる植物品について、地裁に没収を求めていなかった。

 男の判決は当初、5月9日に迎える予定だったが、地検が改めて植物品の没収を地裁に求める手続きが必要となり、6月10日に改めて弁論再開することとなった。判決は数カ月遅れる可能性があるという。