事故の死傷者に謝罪するワールドキャビンの河村社長(手前)ら=27日午後8時13分、堺市

事故の死傷者に謝罪するワールドキャビンの河村社長(手前)ら=27日午後8時13分、堺市

 滋賀県草津市の名神高速道路で大型観光バスが渋滞中の車に突っ込み、17人が死傷した玉突き事故で、事故を起こしたバスの運行会社「ワールドキャビン」(東京都新宿区)は27日、堺市のホテルで記者会見を開き、河村沅玲(えんりん)社長らが被害者に謝罪した。

 冒頭、河村社長は「被害に遭った方々に深くおわび申し上げます」と述べ、頭を下げた。中嶋湯紀夫本社本部長は、バスを運転していた鈴木武容疑者(52)=自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で送検=が、糖尿病の薬を服用していたが、運転に支障のある症状ではなかったと説明した。昨年11月の免許更新時も健康上の問題はなかったという。また、バスの負傷者は中国人ガイドの男女2人で、乗客32人にけがはなかったとした。

 滋賀県警高速隊は27日、同社大阪東営業所(大阪府八尾市)を家宅捜索し、バスのドライブレコーダーの再生装置などを押収した。