事故現場の県道で安全対策に取りかかる工事関係者ら(大津市大萱6丁目)

事故現場の県道で安全対策に取りかかる工事関係者ら(大津市大萱6丁目)

 大津市の県道で8日に保育園児ら16人が死傷した交通事故を受け、滋賀県は27日夜、現場の交差点で安全対策工事を始めた。車両の進入を物理的に防ぐ金属パイプ状の柵などを来月にかけて整備する。

 県は事故直後の応急対策として、円柱形の緩衝材や筒状のコーンを現場付近に設置。その後、県警との現場視察や協議を踏まえ、恒久的な安全対策を講じることにした。

 軽乗用車が園児らの列に突っ込んだ丁字路の南側と北側には、パイプ状の防護柵(高さ約75センチ)を新設し、歩道の安全性を高める。南側の車道側のコーナーには、交差点を視覚的に狭める効果があるとされるゼブラゾーンの区画線を新たに引いて、通行車両の減速につなげる。

 この日は午後10時から丁字路で業者が、防護柵の基礎を整備するため、既設の縁石を取り除く作業に取りかかった。

 工事は夜間のみで、期間中は片側通行などの規制を予定している。