散歩ルートの歩道を点検する大津市職員や保育施設の関係者ら(28日午前10日21分、同市一里山2丁目)

散歩ルートの歩道を点検する大津市職員や保育施設の関係者ら(28日午前10日21分、同市一里山2丁目)

 大津市で園児ら16人が死傷した事故を受け、市は28日、市内の保育園と認定こども園、公立幼稚園の散歩ルートの安全点検を始めた。市は改善策をとりまとめ、本年度中に安全対策を講じる方針。

 この日は、被害に遭った「レイモンド淡海保育園」(萱野浦)と同じ法人が運営する「レイモンド瀬田こども園」(大江4丁目)で点検を実施。雨が降る中、市職員や園関係者、大津署員ら約20人が住宅街にある散歩ルートを歩き、ドライバーの死角や幅が狭い歩道、老朽化したガードレールといった危険性の高い場所を確認した。

 同こども園の廣嶋里栄子園長は「大人には分かりにくい危険箇所もある。子どもの目線に立って改善してほしい」と話した。

 市は7月末までに対象153園で点検を終える予定で、市道の防護柵設置やカラー舗装など対策を進める。県道では必要な措置を滋賀県に求める。市幼児政策課は「丁寧に点検することで安全性を向上させたい。必要に応じてルート変更も呼び掛ける」としている。