移動図書館車に駆け寄り、気に入った本を選ぶ1年生ら(京都府京丹波町曽根・丹波ひかり小)

移動図書館車に駆け寄り、気に入った本を選ぶ1年生ら(京都府京丹波町曽根・丹波ひかり小)

 京都府京丹波町が昨年11月に導入した移動図書館車が、町内の小学校への巡回を始めた。本格的な図書館がない中で本に親しむ機会を増やそうと、児童書を満載して訪問。子どもたちはお気に入りの本を夢中で探していた。

 同町は公民館6カ所と町役場に図書スペースがあるが、図書館はない。読書環境を向上させようと移動図書館車を導入し、特に図書が不十分な旧瑞穂町の3公民館を月4回ずつ巡っている。

 より活用しようと巡回先を募り、同町曽根の丹波ひかり小が小学校として初めて手を挙げた。22日、各図書室から集めた1年生向けの絵本や図鑑など約400冊を積んで出張。1年生25人は「どれにしよう」「たくさん借りたい」と迷いながら、2冊ずつ借りた。

 今後も要望に応じて小学校や地域のサロンなどを回る予定。同町教育委員会は「利用カードを作ってもらう機会になるので、既存の図書室の利用促進にもつなげたい」としている。