老朽化が進んでいる那須与一堂。市民ミュージカルで保全を目指す(京都府亀岡市下矢田町)

老朽化が進んでいる那須与一堂。市民ミュージカルで保全を目指す(京都府亀岡市下矢田町)

 平家物語に登場する那須与一を主人公とした市民参加型ミュージカルが、京都府亀岡市で計画されている。与一と関係の深い那須与一堂(下矢田町)が老朽化しているため、保存活動を行う市民団体が補修費の確保と、「与一ゆかりの地」としてアピールする目的で企画した。公演は来年6月の予定で、団体は出演者を募っている。

 与一は平安時代末期、源平合戦で活躍し、波間に揺れる船上の扇を弓矢で射抜いたことで有名。堂には、合戦に向かう与一の急病を治したという阿弥陀如来像が伝わる。

 企画したのは「那須与一堂を守る会」。募集する出演者は100人で、2グループ50人に分けて公演する。現代にタイムスリップした与一が人々との交流を経て、再び戦乱の世に戻るストーリーを演じる。

 稽古は月1~2回、亀岡市内で行う。関西を中心に活動するパフォーマンスグループ「宇宙ビール」の協力を得て、プロの俳優が演技、歌の指導をする参加費は1人6千円。6月9日午後1時半からガレリアかめおか(余部町)で出演希望者向け説明会を開催する(参加無料)。対象は小学4年生以上で未成年者は保護者の同意が必要。市民以外も参加可能で、経験は問わない。

 応募は会の専用サイトから。市竹さん090(5151)8796。