京都地裁

京都地裁

 京都の大学生らで構成するスカウトグループが女性に高額の借金を負わせ、性風俗店への紹介を繰り返したとされる事件で、職業安定法違反(有害業務の紹介)の罪に問われたグループ代表の男(24)ら男6人の判決が29日、京都地裁であった。入子光臣裁判長は「巧妙な手口による組織的かつ職業的な犯行」として代表の男に懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 判決によると、スカウト役の同志社大生らと共謀し、2017年3月~18年3月、京都市内の20代の女性ら計4人を大津市などの性風俗店に紹介し、雇い入れさせた。

 入子裁判長は判決理由で、組織内でマニュアルを作成し、指示役やスカウト役など役割を分担した上で、街頭で女性に声を掛けていたと指摘。スカウト役が女性に好意を抱かせた上で、男の経営する飲食店で高額な飲食をさせ「半ば強引に風俗店に紹介していた」と述べた。

 スカウト役や風俗店への紹介役だった同志社大生ら男5人(求刑懲役2年6月~1年6月)は、懲役2年6月~1年4月の有罪判決が言い渡され、いずれも4~3年の執行猶予が付いた。