【資料写真】大津市民病院

【資料写真】大津市民病院

 地方独立行政法人・市立大津市民病院(同市)で多数の医師が退職した問題で、同病院は28日、若林直樹副理事長兼院長代行が夏季賞与183万5400円を返上すると発表した。

 同病院によると、若林氏から「市民に心配をかけた」として、26日に賞与返上の申し出があった。外科・消化器外科・乳腺外科の医師がすでに5人退職したのに伴い、3月の医業収益は前年同月を下回っており、「業績の悪化も鑑みた」と述べたという。若林氏は、大量退職問題で「責任を痛感している」として、4月18日に院長を辞任。あらためて院長代行に就いた。

 同病院では同科と脳神経外科の医師が、3月末に退職した前理事長から人員の入れ替えなどを命じられるパワハラがあったと訴えていた。これまでに京都大から派遣された両診療科などの医師計23人が退職意向、またはすでに退職したことが明らかになっている。