銭湯のロッカーに張られた保育園児の絵(京都市東山区・旭湯)

銭湯のロッカーに張られた保育園児の絵(京都市東山区・旭湯)

 京都市東山区の銭湯「旭湯」で、地元の保育園児が描いた絵が展示されている。学生の提案を基に実現した企画で、旭湯を皮切りに市内5カ所の銭湯で子どもの絵を紹介する。家族連れを誘客し、子どもに銭湯文化に触れてもらおうという狙いだ。

 京都光華女子大短期大学部(右京区)の授業「プレゼンテーション演習」の受講生が、どうすれば銭湯に客を呼べるかを考え、この企画が最優秀に選ばれた。授業を指導する鹿島我(が)教授と府公衆浴場業生活衛生同業組合が連携して準備を進め、若手経営者がいる銭湯を展示会場にすることにした。

 旭湯は18日から近くの善立寺保育園の園児31人の絵を脱衣場のロッカーに張っている。A4判の紙に家族や電車など園児が好きな絵を描いてもらった。経営者で同組合常務理事の森田秀一さん(44)は「幼い子を持つ親の世代も銭湯に行った経験がない人は多い。親子で銭湯の良さを知ってほしい」と話す。

 旭湯の展示は6月16日まで。夏休みの時期をめどに船戸湯(南区)、平安湯(左京区)、大徳寺温泉(北区)、紫野温泉(同)で、それぞれ地元の園児の作品を展示する予定。