安曇川の中流域で見つかったオオサンショウウオ(高島市朽木市場、朽木漁業協同組合提供)

安曇川の中流域で見つかったオオサンショウウオ(高島市朽木市場、朽木漁業協同組合提供)

 滋賀県高島市朽木市場の安曇川で体長1メートルを超えるオオサンショウウオが見つかった。これだけ大きい個体が安曇川中流域で見つかるのは珍しいという。


 見つかったのは安曇川左岸の県の河川改良工事現場。4月25日朝、河川敷の河原にオオサンショウウオがいるのを作業員が発見し、水たまりに移した。県の担当者が関係各所に連絡。オオサンショウウオの調査に取り組む長浜バイオ大(滋賀県長浜市)が引き取った。

 同大学の齊藤修教授によると、正確な計測はしていないが、体長は1.2メートルはあるといい、遺伝子解析で在来種か交雑種かを調べるという。「サイズも大きいが、陸上で見つかることが珍しい」と話した。

 市文化財課の担当者は「何らかの影響で上流から流れてきたのでは」と見ている。朽木漁業協同組合の川村長太郎組合長(75)は「長年、安曇川に関わっているが、中流域でこんなに大きいオオサンショウウオは見たことがない」と驚いた様子だった。