智恩寺が所蔵する仏画や掛け軸(京都府宮津市国分・府立丹後郷土資料館)

智恩寺が所蔵する仏画や掛け軸(京都府宮津市国分・府立丹後郷土資料館)

智恩寺の文殊堂(京都府宮津市文珠)

智恩寺の文殊堂(京都府宮津市文珠)

 日本三景・天橋立の小天橋近くに建つ智恩寺(京都府宮津市文珠)の文化財を一堂に紹介する企画展「海上禅叢(ぜんそう)」が同市市国分の府立丹後郷土資料館で開かれている。

 同寺は延喜年間(901~23年)の創建と伝わる「日本三文殊」の一つ。天橋立にちなんで天橋山と号する。同館は約40年間にわたり文化財や古文書、建築物などを調査している。

 企画展には、時の朝廷から送られた書簡や府指定文化財の仏画「釈迦(しゃか)三尊像」など52点が並ぶ。国の重要文化財で1322年に造られた仏具「金鼓」は朝鮮半島から伝わったとされ、日本海を玄関口に外国との交流があったことがうかがえる。

 担当した稲穂将士技師(31)は「智恩寺は天橋立とともに発展してきた。その一端を感じてもらえたら」と話している。6月12日まで。月曜休館。入館料が必要。同館0772(27)0230。