参拝者が見守る中、勢いよく駆け抜ける馬(1日、京都市北区・上賀茂神社)

参拝者が見守る中、勢いよく駆け抜ける馬(1日、京都市北区・上賀茂神社)

 京都市北区の上賀茂神社で1日、賀茂競馬(くらべうま)(5日)の組み合わせを決める足汰(あしぞろえ)式が行われた。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに実施され、10頭の馬が雨上がりで輝く新緑の馬場を疾走した。

 1頭ずつ走った後、2頭が並走した。馬に乗った騎手「乗尻(のりじり)」が「ハアー」の力強い掛け声とともにむちを掲げ、約200メートルを駆けた。

 コロナ対策のため、観覧席が通常より間隔を空けて用意され、約450人が見守り拍手を送った。右京区の女性(66)は「迫力があった。3年ぶりに開催されてよかった」と喜んでいた。

 賀茂競馬は1093年に宮中行事が同神社に移され、始まったとされる。コロナの影響で2020、21年は馬を走らせず神事のみを行い、足汰式は取りやめていた。