ワコールの直営店に設けられた3Dボディスキャナーで体形を計測するモデル(東京都渋谷区・東急プラザ表参道原宿)

ワコールの直営店に設けられた3Dボディスキャナーで体形を計測するモデル(東京都渋谷区・東急プラザ表参道原宿)

 下着大手ワコール(京都市南区)は30日、女性の体形を瞬時に自動計測するシステム「3Dボディスキャナー」を備えた初の直営店を、東京都渋谷区の東急プラザ表参道原宿にオープンさせる。29日には報道関係者向けの内覧会があり、最新技術を生かしたサービスが公開された。

 3Dボディスキャナーはボックス型の装置で、中に入り画面の指示に従って操作すれば、5秒で全身約150万点を計測して体形の3次元情報を読み取る。測定後は店内のタブレット端末で、バストやヒップ、二の腕など18カ所の採寸結果と、体に合った下着のサイズを確認できる。

 端末には同社の接客ノウハウを学習した人工知能(AI)が搭載され、好みのデザインやシルエットなどの質問に答えると、最適な商品を提案してくれる。

 顧客自らがサイズの計測や商品検索をする新しいスタイルで、他人に身体を計測されることや接客を敬遠する顧客の取り込みにもつなげる。担当者は「ストレスフリーな買い物環境を提供し、お客さまと深く長くつながることを目指していきたい」と話す。

 今回の直営店には3Dボディスキャナーを3台配備した。同社は今後3年間で全国の既存店や新店舗に計100台の設置を目指す方針。