明滅しながら草むらや木立を縫うように飛ぶヒメボタル(28日午前0時20分から約1時間撮影、京都府大山崎町)=30秒露光の画像46枚を合成

明滅しながら草むらや木立を縫うように飛ぶヒメボタル(28日午前0時20分から約1時間撮影、京都府大山崎町)=30秒露光の画像46枚を合成

 「森のホタル」と呼ばれるヒメボタルが、京都府大山崎町の桂川河川敷公園付近の竹林や草むらで乱舞している。暗闇の中を黄金色に光りながら飛び交い、幻想的な光景を醸している。

 ヒメボタルは陸生で、幼虫期に巻き貝などを食べ、森や竹林などで一生を過ごす。府内の広くに分布し、5月中旬から6月上旬にかけて成虫が発光して飛び交う。

 大山崎町と京都市伏見区にまたがる桂川右岸一帯は、西日本最大級のヒメボタルの生息地とされる。同公園では、午前0時を過ぎると、100匹以上が活発に光り始め、夜空に輝く星のように明滅を繰り返した。

 10年以上観察を続ける乙訓の自然を守る会は「広く知ってほしいが、近隣には私有地もありマナーを守って観察してほしい」としている。