滋賀県栗東市議会の副議長を務める市議(66)が、勤務していた道の駅「アグリの郷栗東」(同市出庭)で機器の私的利用を指摘され自主退職した問題で、同市議は29日までに副議長を辞職した。「市民に迷惑を掛けたので決意した」と話している。

 28日に上田忠博議長に辞職届を提出し、即日辞職した。任期は今月31日までだった。市議は取材に対し「私的利用が就業規則に違反していることは間違いないが市条例には反してはいない」と話し、議員辞職は否定した。新たな副議長は来月5日の市議会臨時会で選任する。

 市議は、市職員退職後の2014~16年、市が出資する同施設運営会社社長を務め、退任後に社員として勤務した。関係者によると、3~4月の調査で社内のパソコンやプリンターを業務以外で利用したことが判明。就業規則に反するとして4月に同社が解雇相当と判断し、同市議は5月1日付で自主退職した。