畑に植え替えるため、イモブトで育った苗を切る田畑さん(京都府城陽市寺田)

畑に植え替えるため、イモブトで育った苗を切る田畑さん(京都府城陽市寺田)

 京都府城陽市特産のサツマイモ「寺田イモ」の苗が、苗床ですくすくと育っている。農家は秋の収穫に向けて苗を切り取り、芋畑に手際よく植え付けている。

 寺田イモは古くから木津川沿いの砂地を利用して作られ、「栗よりも甘い」として親しまれている。25戸の農家が栽培している。

 田畑直幸さん(71)のビニールハウスでは、焼き芋に向いた「紅はるか」の苗が、「イモブト」と呼ばれる専用の苗床で青々と茂っている。長さ25センチほどに切り取り、1週間倉庫で保管した後、近くの芋畑で1株ずつ寝かせるように植える。

 今年は気温が高い日が続いた影響か生育がよく、早く植え替えに取りかかることができたという。田畑さんは「畑にいる時間が長いとイモが大きくなる」と期待を寄せた。

 スプリンクラーによる散水や草引きなどの作業を経て、9月中旬に収穫する見込み。