立本寺から盗まれた仏像「月天子」(京都府警提供)

立本寺から盗まれた仏像「月天子」(京都府警提供)

 昨年6月に京都市上京区の日蓮宗本山・立本寺から盗まれ、インターネットオークションサイト「ヤフオク!」に出品された仏像「月天子(がってんじ)」が、寺側に返されていたことが6日、京都府警上京署などへの取材で分かった。

 月天子像とみられる仏像は1日、大分県の古物商会社が像を納める厨子(ずし)とともに出品。「盗品では」と指摘が相次ぎ、2日に出品が取り消された。同署によると、6日までに寺側に返還されたといい、盗まれた経緯などを調べている。

 出品した古物商会社は3日、京都新聞社の取材に対し、仏像は4月に骨董(こっとう)業者専用のオークションで仕入れたとし、「盗難品であれば、速やかに返品対応する予定」としていた。

 月天子像は高さ約50センチの木造で、数百年前から同寺にあったとされる。