座ったまま歩行感を再現する装置(京都府精華町・NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

座ったまま歩行感を再現する装置(京都府精華町・NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

 NTTコミュニケーション科学基礎研究所(京都府精華町光台)で30日、研究成果を展示する「オープンハウス」が始まった。座っているのに歩いている感覚を与える技術など30件の研究成果を公開している。

 「データと学習」など4つのテーマを設定。聞こえた音を文章で説明したり、会議で話される声を何人でも聞き分けたりする技術のほか、水の音や鳥の鳴き声を人の声に合成させる研究成果、音だけで物や人の位置、形状を認識する技術などが紹介された。

 歩行感を再現する装置は、ゴーグル越しに歩いている仮想現実(VR)の映像を見せながら、実際に歩いた時に発生する振動を座席や足の裏に与える。「VR酔い」の防止やリハビリへの活用が期待されるといい、多くの来場者が体験しようと列をつくった。

 31日も開き、午前9時半から午後4時まで。一般も予約不要で入場できる。