着色した卵の殻を貼り合わせて描いた自身の作品を見つめる西山さん(京都府福知山市北小谷ケ丘)

着色した卵の殻を貼り合わせて描いた自身の作品を見つめる西山さん(京都府福知山市北小谷ケ丘)

 着色した卵の殻を貼り合わせて描くモザイク画を趣味にしている京都府福知山市の男性が、このほど市内で作品展を開いた。創作活動50年の集大成と位置付け、「自分の歩みを振り返るとともに、多くの人に興味を持ってもらう機会にもなれば」としている。

 同市北小谷ケ丘の西山惠一さん(77)。堺市で車の修理工として働いていた19歳の時に、小学校の授業で経験したモザイク画の制作を始めた。煮沸した卵の殻に色を付けて砕き、写真をもとにした下書きの上からのりで貼って描く。「普通の絵より遠近や色に深い味わいが出るのが魅力」という。これまで全国勤労者美術展や福知山市美術展で入選、市内で個展も開いてきた。
 今回は、ドイツの古城やスイスのスキー場、美山の里山や伊根の舟屋など国内外の風景画を展示した。木に登るヒョウや、花に留まるアゲハチョウといった初期の作品も並べた。大きさもはがき大から横幅1メートル以上の大型のものまでさまざまという。創作意欲はいまだ衰えず「福知山市の風景はまだ描いていないので、これから取り組んでみたい」と話している。