大型変圧器を輸送するシキ800形式貨車(京都市下京区・鉄道博物館)

大型変圧器を輸送するシキ800形式貨車(京都市下京区・鉄道博物館)

1990年代以降、コンテナ輸送の主力だったEF200形式直流電気機関車

1990年代以降、コンテナ輸送の主力だったEF200形式直流電気機関車

 今年引退した貨物列車2両の特別展示が、京都市下京区の京都鉄道博物館で開かれている。大型変圧器を輸送する車両は、通常は間近で見ることができないため、多くの鉄道ファンが写真に収めていた。


 シキ800形式貨車と、EF200形式直流電気機関車。シキ800は、日本通運の私有貨車で、変電所に設置する大型変圧器輸送専用。1972年製造で、変圧器を前後の車両で挟み込んで運ぶという。他の貨車が主流になったため今月、運用が終了した。
 EF200は、国鉄民営化に伴ってJR貨物が発足した1990年ごろ製造された。一時は、主力機関車として、東海道や山陽線でコンテナ貨車をけん引していたが、老朽化により今年3月に運用を終えた。
 役割を終えた黒と青の頑丈な車体に、鉄道ファンらが見入っていた。シキ800を目当てに愛知県愛西市から訪れた会社員男性(27)は「レア感が高く、大きくて迫力がある」と話していた。
 最終日の24日午後3時から、2両のお別れセレモニーを行う。機関車がけん引し、出線する場面を見ることができる。