伏見稲荷大社を視察する菅官房長官(中央)=2日午後4時45分ごろ、京都市伏見区[LF]

伏見稲荷大社を視察する菅官房長官(中央)=2日午後4時45分ごろ、京都市伏見区[LF]

 観光客の急増が地域生活に悪影響を及ぼす「観光公害」について、菅義偉官房長官は2日、視察に訪れた京都市内で、「一義的には自治体の問題」との認識を示した。2020年の外国人観光客4千万人の達成に向け、受け入れ整備を加速化する方針を強調した。

 記者団から観光公害について問われた菅氏は、「一部の地域で問題が発生していることは承知しているが、まずは自治体が知恵を出し、必要なことは政府が支援する」と述べた。

 一方で、18年の外国人観光客の消費額が4兆5千億円と過去最高を更新したことなどを挙げ、「(観光産業は)地方経済の活性化に大きく貢献している」と指摘。案内表示の多言語化や無料Wi―Fi(ワイファイ)の整備などを推進する姿勢を示した。

 菅氏はこの日、二条城(中京区)と京都国立博物館(東山区)、伏見稲荷大社(伏見区)を視察した。