外国人からの119番通報に対して多言語同時通訳できるシステム(京都府亀岡市・京都中部広域消防組合消防本部)

外国人からの119番通報に対して多言語同時通訳できるシステム(京都府亀岡市・京都中部広域消防組合消防本部)

 京都府亀岡市以北の府中部、北部のエリアを管轄する全6消防本部は1日、日本語が不自由な外国人からの119番通報に対して、電話の同時通訳サービスを活用する事業を共同で始める。民間の通訳センターと連携し、5カ国語に対応する。

 共同運用するのは、舞鶴、福知山、綾部、京丹後各市の消防本部と、宮津与謝、京都中部広域の各消防組合消防本部。訪日外国人の増加に備えて、4月から準備をしてきた。

 外国人が119番通報してきた場合、指令員が民間の電話通訳センターに電話をつなぎ、通訳を交えた3者で同時にやりとりする。また、災害や救助現場で外国人に対応する際は、駆けつけた隊員の携帯電話から通訳センターにつなぐ。

 対象は英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語で、それ以外の言語は可能な範囲で対応する。同様の多言語同時通訳は、京都市や宇治市の消防が導入している。

 京都中部広域消防組合消防本部は「119番通報は初動が肝心。外国人が安心して旅行したり就労したりできる環境を整備したい」としている。