京都市が新築工事を進めてきた市役所分庁舎(中京区)が完成し、3日に開所した。危機管理センターを設けて災害対策本部の機能を強化するほか、執務室の多くは間仕切りを設けないオープンスペースにしてスムーズな情報共有を図る。

 分庁舎は地上4階、地下2階、延べ約2万4千平方メートル。押小路通を挟んで本庁舎などがある場所の北側にある。環境政策局や行財政局など8局の一部部署が入る。市民がくつろげる屋上庭園や中庭を整備したほか、地元産木材を燃料に活用した空調設備や太陽光発電などを導入し、環境に配慮した。各部署は今週末から7月上旬にかけて、順次移転する。

 3日は分庁舎で記念式典があり、門川大作市長や山本恵一市議会議長、地元商店街関係者ら約40人が出席した。

 市は総事業費約360億円をかけて市役所の再整備を進めている。西庁舎は4月に開所しており、本庁舎は2021年6~8月、北庁舎は24年春~夏ごろにそれぞれ完成予定。