国民民主党の山井和則国対委員長代行(衆院比例近畿)は3日、平野博文幹事長に離党届を提出した。山井氏は国会内で会見し、「無所属の立場で、国民民主党と立憲民主党の再結集に向けて汗をかきたい」と離党理由を述べた。今後は立民と会派を組む岡田克也元副総理らの「無所属フォーラム」に加わりたいとの意向を示している。

 国会対応の司令塔となる国対幹部が会期中に離党するのは異例。山井氏はこの時期に離党を目指すことについて「重要法案の衆院での審議が一区切りついたため」と述べた。立民会派入りを希望する理由は「消えた年金問題などで一緒に取り組んできた(立民の)長妻昭代表代行と同じ会派で活動がしたい」とした。

 国民は離党届を受理しておらず、今後総務会などで対応を協議するとみられる。同党では過去に離党して立民会派入りした議員が除籍(除名)処分となった例があり、山井氏も処分される可能性がある。

 山井氏は現在7期目。2017年の前回衆院選は京都6区で旧希望の党から立候補して惜敗し、比例復活した。国会法は比例復活した衆院議員が選挙時に存在した他党に移籍することを禁じており、山井氏は現時点で立民に入党できない。