ぬかるんだ泥の中で発掘作業を体験する児童たち(京都府綾部市位田町・北野台遺跡)

ぬかるんだ泥の中で発掘作業を体験する児童たち(京都府綾部市位田町・北野台遺跡)

 弥生~室町時代の土器や生活用具が出土している京都府綾部市位田町の北野台遺跡で21日、「子ども歴史教室」が開かれ、市内の小学5、6年生15人がくわで遺跡の土を掘り、発掘の楽しさを体験した。

 市教育委員会が子どもたちに地元の歴史に関心を持ってもらおうと、2020年から調査を続ける区域(約9万平方メートル)の一部を使って、午前と午後に分かれて実施した。

 児童たちはぬかるんだ泥にしゃがみこみ、くわを慎重に動かして埋蔵物を探した。掘り出した物は水洗いし、市教委の文化財技師が一つ一つ土器かどうかを確認した。

 弥生~古墳時代とみられる黒いかけらや、奈良時代の赤いかけらが見つかり、児童たちは驚いていた。小学5年の男子児童(10)=大島町=は「土器が出てきてうれしかった。将来は考古学の仕事をしてみたい」と笑顔で話していた。