芝生のように青々と育った水稲苗(5日午前、京都市西京区・JA京都中央大原野事業センター)

芝生のように青々と育った水稲苗(5日午前、京都市西京区・JA京都中央大原野事業センター)

 京都市内最大の育苗施設のJA京都中央大原野事業センター(西京区)で、水稲苗の出荷がピークを迎えている。敷地内のほ場には、芝生のような青々とした苗が一面に広がっている。

 同センターは、市内や乙訓地域の農家などから注文を受けて苗を生産している。育苗箱に種をまき水やりをして、20~25日かけて高さ15センチ程に育てる。今年は6月下旬までに4万箱以上を出荷する。

 近年は夏場の猛暑の影響を避けるために、田植え期を遅らせる傾向にあるという。品種を早生(わせ)から晩生(おくて)に変える農家もあり、出荷はこの時期に集中する。

 現在の中心はヒノヒカリ。朝から農家が次々と引き取りに訪れ、職員が積み込み作業に追われていた。センター長の畑昌之さん(63)は「今年は雨が少なく水管理が大変だったが、順調に育って良かった」と話していた。