滋賀県庁(大津市)

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 滋賀県は5日、高校中退後、私立高校へ再び入学した人に支給する「県私立高等学校等学び直し支援補助金」について、2015年度~17年度、本来は対象にならない10人に誤って計約180万円を支給していたと発表した。支給対象の条件を間違えたのが原因で、10人に返還を求めているという。

 私学・県立大学振興課によると、誤って支給したのは、県内3校に編入した男女10人で、1人当たり最多で46万350円、計182万8224円。

 10人は、同補助金の受給対象には当てはまらない別の補助金の満額受給者だったが、13年度に同課が作成した申請の説明資料では、受給対象になるとされていた。18年6月の申請書類審査中に条件の記載ミスが発覚し、調査を行っていた。

 10人は現在はいずれも高校を卒業しており、県は今春、誤りを謝罪し、返還請求をしているが、今のところ、応じた人はいないという。

 同補助金は、全額、国からの補助で、県は9月議会で補正予算を組み、本年度中に国に返還するとしている。同課は「10人の方に落ち度はなく、申し訳ない。返金に向け、説明を尽くしていく」としている。