琵琶湖岸などを題材にした故中路融人さんの風景画の展示会場(東近江市五個荘竜田町・中路融人記念館)

琵琶湖岸などを題材にした故中路融人さんの風景画の展示会場(東近江市五個荘竜田町・中路融人記念館)

 滋賀の情景を題材にした日本画家中路融人さん(1933~2017年)の作品を、琵琶湖を1周する順番に並べた企画展「融人とビワイチ!」が、滋賀県東近江市五個荘竜田町の中路融人記念館で開かれている。

 中路さんや遺族が寄贈した計16点を展示。琵琶湖を反時計回りに巡るように、近江八幡市から守山市まで県内8市の風景画を順番に配置した。

 西の湖(近江八幡市)を描いた「耀(よう)」は、柔らかな日差しと水面に反射する木々が細やかに表現されている。高島市の湖岸近くの松林を題材にした「松韻(しょういん)」は、木々が風に吹かれてざわめく様子をとらえている。

 県の地図も掲示され、来場者は作品の題材になった地点も確認できる。同館の福井瞳学芸員は「中路さんが県内のさまざまな風景を描いたからこそできた企画展。作品を眺めながら、ビワイチを体験してもらえれば」と話す。

 23日まで。午前9時半~午後5時。10、17日休館。入館有料。同館0748(48)7101。