京都府山城広域振興局は5日、2019年度に府が実施する管内の公共事業を発表した。23年度の新名神高速道路全線開通などで渋滞が予想される府道を拡幅する。

 事業費は、環境部から下水事業が移管された建設交通部関係が前年度の2倍近い262億3300万円(296カ所)。農林水産部関係は9億4730万円(20カ所)と前年度比2・6%減った。

 新名神全線開通を控え、今後大規模な渋滞が予想される府道山城総合運動公園城陽線の城陽橋(城陽市富野、延長約700メートル)を片側1車線から片側2車線に広げる。周辺では今後、府内初の大型アウトレットモールの建設や、城陽市と木津川市を結ぶ国道「宇治木津線」事業が進む。測量設計や用地測量などに10億円を充てる。23年度に完成予定。

 老朽化が進む田辺排水機場(京田辺市田辺)建て替えの測量や実施設計に8千万円をかけ、25年度完了を目指す。国道307号の山城大橋の耐震化設計には5千万円を充てる。

 木津川に架かる新橋を含む都市計画道路「東中央線」(木津川市木津-同市山城町上狛、延長1430メートル)は本年度中に開通する。