校則を強要すれば、抵抗も増す。「清潔感のあるツーブロックを」と言っても子どもと大人では認識にずれがあり、衝突が生じる。教員が多忙化する中、余計なエネルギーを費やさないためにも校則は最少化すべきだ。教員の貴重なエネルギーは校則を守らせることではなく、もっと別のところに注ぐべきだ。モヒカンのような髪形でも勉強はできる。生徒自身で何が適切か考えることができるようにすることが望ましい。

 校則を見直す際には、子ども、教員、保護者、弁護士などが一体となって考え、ホームページなどで公開し、社会からも理解される内容にすることが大事だ。高校はどこに行くか選択できるが、小中学校は選択の余地がほぼない。このため校則の変更は小中学校の方がより丁寧に検討される必要がある。