コラーゲンを使った人工皮膚

コラーゲンを使った人工皮膚

 グンゼは、京都大医学部と共同開発した人工皮膚「ペルナックGプラス」を来年から販売する。同社によると、傷口に貼れば、周囲の組織の治癒を促す効果があるという。

 ペルナックGプラスは、ゼラチンを配合したコラーゲンスポンジと補強フィルムからなる2層の人工皮膚。皮膚の再生を促す細胞成長因子(スプレー剤)と併用すると、糖尿病性潰瘍や難治性の皮膚損傷の治療に効果が期待される。

 従来品はスポンジのみだったが、フィルムを追加したことで乾燥や感染を防ぎやすくした。損傷部に貼ることで、スポンジが吸収・分解され、真皮組織の再生を促すという。

 京都大医学部付属病院で治験を行い、今年4月に国から製造の認証を得た。グンゼは来年1月4日から医療機関などに販売を開始する。