大津市役所

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 大津市内で5月に散歩中の保育園児らが死傷した交通事故を受け、同市は6日、保育園の散歩ルートの総点検と安全対策を急ぐため、庁内に部署横断の組織「子どもの安全対策緊急プロジェクト」を設置したと発表した。

 玉井義文副市長をトップに、保育、教育、土木分野の4部署の職員計91人が同プロジェクトを兼務。このうち47人が土木技術職で、散歩ルートの総点検作業に当たる。

 市は先月28日から、市内の保育園と認定こども園、公立幼稚園の計153園を対象に点検を開始。防護柵の設置など安全対策の関連予算を市議会9月通常会議に計上するため、7月末の完了を目指している。

 車両の速度などを制限する「キッズゾーン」(仮称)設置も同プロジェクトで進める。既にエリア設定などの案をまとめており、今後、警察を含む関係機関と協議する。見守りボランティア「キッズガード」(同)は近くモデル園を設定し、試行する。

 6日の定例会見で越直美市長が発表した。越市長は「国の動向を把握しながら、市でできる安全対策は本年度中に行う。子どもの安全のためこれまで以上のことに取り組む」と述べた。