【資料写真】王将の餃子

【資料写真】王将の餃子

 「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは、首都圏の出店を加速する。幹線道路沿いや鉄道駅周辺などをターゲットに多様な店舗形態で進出し、収益拡大を目指す。大阪市で20日に開いた2019年9月中間決算の説明会で、渡辺直人社長が明らかにした。

 ギョーザや麺類の製造を担う東松山工場(埼玉県東松山市)の配送エリア内にある東京23区、千葉、埼玉、神奈川各県を中心に出店する。来年3月までに直営とフランチャイズを合わせ、関東地方で前年度から12店増やす計画という。

 首都圏の不動産事情を踏まえ、多様な店舗形態も試行する。今年6月にはJR秋葉原駅(東京)直結のビルに、立ち食いスタイルの新業態「餃子の王将Express」を開業。小規模テナントで店舗を運営するノウハウを確立し、狭い物件や駅構内への積極出店につなげる。

 また、消費税増税後の10月は、全直営店の売り上げのうちキャッシュレス決済の割合が17%だったと公表した。渡辺社長は「創業から続く現金商売を転換し、年初からクレジットカード決済端末の導入を直営店で進めてきた。今後、キャッシュレス化の流れは拡大するはずだ」と述べた。