山陰近畿自動車道の早期全線整備に向けた決起大会で拳を突き上げる京都、兵庫、鳥取の3府県知事ら(東京都千代田区のホテル)

山陰近畿自動車道の早期全線整備に向けた決起大会で拳を突き上げる京都、兵庫、鳥取の3府県知事ら(東京都千代田区のホテル)

 京都府北部から兵庫県、鳥取県まで日本海側を結ぶ高速道路「山陰近畿自動車道」の整備促進を訴える決起大会が20日、東京都内であり、沿線府県の国会議員や知事、市町長ら約250人が早期の全線開通に向けて気勢を上げた。

 同自動車道は京都府宮津市から鳥取市までの約120キロに及ぶが、完成しているのは44キロで37%にとどまる。12月には京丹後市内で新たに約5キロ分が着工予定など一定の進展もあるが、全体で未事業化区間が半分にも上り、ネットワーク機能が発揮されていない。

 沿線府県の国会議員でつくる整備推進議員連盟会長の石破茂・自民党元幹事長は「遅れているところ、人口が減るところほど早くやるという価値観は国家全体のために必要だ」と政府に地方のインフラ整備を重視するよう訴えた。

 3府県の整備推進協議会で代表を務める西脇隆俊京都府知事は「山陰近畿自動車道は全国でも残された数少ないミッシングリンク(途切れた区間)だ」と早期整備の必要性を強調。事業化されていない京都府京丹後市網野町から兵庫県境までの19キロについて、地元の希望を踏まえたルート決定の調査に入る方針を示した。