ピアノを演奏するカズコさんとチェロ、バイオリンの奏者(南丹市日吉町・かやぶき音楽堂)

ピアノを演奏するカズコさんとチェロ、バイオリンの奏者(南丹市日吉町・かやぶき音楽堂)

 京都府南丹市日吉町上胡麻の「かやぶき音楽堂」で8日、恒例の「かやぶきコンサート」が始まった。ピアニストのカズコ・ザイラーさん(67)やバイオリン、チェロの奏者が、クラシックの美しい旋律を、趣あるかやぶき屋根の空間に響かせた。

 コンサートは1989年から、カズコさんと夫のエルンストさんが初夏と秋に開催、2017年にエルンストさんが亡くなるまでは夫妻でピアノ連弾を披露してきた。9日で通算400回の節目を迎える今回は、バイオリン奏者グレゴリー・アースさんとチェロ奏者フィッツ・コンスタンティンさんを招いた。

 コンサートでカズコさんは「平成元年から始まり、令和元年になった。たくさんの方に来ていただいて続けてこられたことに感謝します」とあいさつした。3人はシューベルトやフリッツ・クライスラーなどの楽曲で息の合った演奏を披露。カズコさんは豊かな情感を込めてピアノを弾き、約300人を魅了した。