舞鶴市に寄贈された非公開の赤れんが倉庫と旧北吸浄水場配水池の模型(京都府舞鶴市北吸・市役所)

舞鶴市に寄贈された非公開の赤れんが倉庫と旧北吸浄水場配水池の模型(京都府舞鶴市北吸・市役所)

 3Dプリンターで制作された旧日本海軍の赤れんが倉庫と旧北吸浄水場配水池の模型3点を、京都女子大の北尾靖雅教授らの研究グループが7日、両施設が現存する京都府舞鶴市に寄贈した。市は8日から、同市北吸の舞鶴赤れんがパーク2号棟2階で展示する。

 北尾教授らは、産業遺産の保存活用に適した測量や設計方法などを研究しており、非公開となっている重要文化財で軍需品庫だった赤れんが倉庫と、同配水池を2016年から調査し、得られたデータを基に、3Dプリンターで100分の1の大きさの樹脂製模型を製作した。

 市役所を訪れた北尾教授らは、多々見良三市長に模型を手渡した。多々見市長は「非公開の赤れんが倉庫をどう活用するか研究している段階で、歴史を生かしたまちづくりに役立てたい」と述べ、北尾教授は「市民に建物内部の様子を知ってもらい、活用方法を考えるとともに、記録として残すのにも役立ててほしい」と期待した。