京都市東山区・祇園の火災で、飲食店や土産物店が立ち並ぶ四条通周辺は白煙に包まれた(12日午後3時20分)

京都市東山区・祇園の火災で、飲食店や土産物店が立ち並ぶ四条通周辺は白煙に包まれた(12日午後3時20分)

 12日午後2時半ごろ、京都市東山区祇園町南側の日本料理店「千花」から出火、木造2階建て延べ100平方メートルが全焼した。付近の住宅など6棟も計165平方メートルが焼けた。けが人はなかったが、観光客でにぎわう週末の繁華街が煙に包まれ、一時騒然となった。

 東山署によると、出火当時、店では昼の営業を終え、従業員4人が夜の営業に向けて準備中だった。清掃作業にバーナーを使っていたといい、出火原因を調べている。
 現場は、四条大和大路交差点から南東の路地奥。近くには南座や八坂神社、花街の祇園甲部があり、飲食店が立ち並ぶ。出火当時、京都府警は四条通の川端通―東大路通間を一時全面通行止めにした。隣接する仲源寺には重要文化財の木造千手観音坐(ざ)像があるが、被害はなかった。
 同店のホームページによると、店は1946年創業で、飲食店や宿泊施設の格付け本「ミシュランガイド京都・大阪」で9年連続三つ星を獲得している。