護摩木となる松の木を割る大文字保存会のメンバーら(京都市左京区)

護摩木となる松の木を割る大文字保存会のメンバーら(京都市左京区)

 五山送り火で「大」の字をともす如意ケ嶽(京都市左京区)の山上で8日、今夏の送り火に向けた整備活動があった。NPO法人「大文字保存会」の会員やボランティアら10人ほどが参加、松の木を割るなどの作業に汗を流した。

 8月16日の送り火には右京区高雄や左京区岩倉といった地域の山林で伐採した松が使われる。当日の火床に置く護摩木や割り木、点火に必要な松の葉などは毎年6月ごろまでに用意、山のふもと近くで保管、乾燥させておくという。

 この日は時折雨が降るなか、参加した人たちは松がぬれないよう気遣いながら手際よくなたを振るい、細く割っては束ねていった。

 当日までに10回ほど作業を重ねるといい、大文字保存会の長谷川綉二理事(74)は「保存会では登山道の整備も行っているが、今年は遭難が多発している。低い山でも十分に注意してほしい」と話した。