京都市左京区の平安神宮でこのほど、神苑の一日無料公開が行われた。時折激しく雨が降るあいにくの天気だったが、訪れた修学旅行生や観光客が、新緑と色とりどりの花が咲く庭園で散策を楽しんだ。
神苑西側の白虎池では、約200種類、約2千株のハナショウブが見頃を迎えている。四季折々の風情が楽しめる京都の庭園が好きで、夫婦でよく訪れているという金沢市の男性(77)は「緑の木々が雨にぬれて一段ときれい」と話し、スマートフォンで写真を撮っていた。
ハナショウブの見頃は今月下旬まで。
神苑の公開は午前8時半~午後6時(入場は5時半まで)。有料。