氏子たちが作り上げた茅の輪。くぐり方の作法を書いた看板も併設した(京都府亀岡市・御霊神社)

氏子たちが作り上げた茅の輪。くぐり方の作法を書いた看板も併設した(京都府亀岡市・御霊神社)

 京都府亀岡市の御霊神社で、無病息災や悪病退散を願う茅(ち)の輪くぐりが始まった。境内にカヤで作った高さ約3メートルの輪を、参拝者らは夏までの半年間のけがれを払うため、作法にのっとってくぐっていた。7月中旬まで設置する。

 同神社の茅の輪くぐりは、行事の趣旨から新型コロナウイルス流行中でも中止せず、毎年実施している。19日朝、氏子10人が神社に集い、近くの菰川の河原からカヤを刈り取り、作り上げた。

 同神社では8月14日に、コロナ禍で2019年を最後に開催できていなかった国重要無形民俗文化財「佐伯灯籠」を近くの薭田野、若宮、河阿(かわくま)の各神社とともに規模を縮小して開催することを決めている。四社合同氏子総代会の大石慶明会長は「茅の輪で早いことコロナに終息してもらい、昔ながらの祭礼の形に戻していきたい」と願っていた。