西田・右京消防署長(右)から感謝状を受け取る若松さん=7日、京都市左京区・京都大

西田・右京消防署長(右)から感謝状を受け取る若松さん=7日、京都市左京区・京都大

 京都市右京区京北弓削町の八丁山で約1週間遭難していた40代男性を救助したとして、右京消防署はこのほど、京都大工学部3年若松岳(たける)さん(20)=大阪府枚方市=に感謝状を贈った。

 若松さんは5月19日午前9時半ごろ、山中でサバイバルシートにくるまっている男性を発見。携帯電話が通じる尾根まで約30分登って119番通報し、さらに救助隊を現場まで誘導した。男性は滑落し動けなくなっていたが、意識はあったという。

 左京区の京都大であった贈呈式で、若松さんは西田吉伸署長から感謝状を受け取った。発見時、男性にキャラメルを渡し、「絶対戻ってきます」と声を掛けて励ましたといい、「必ず助けるという気持ちだった。本当に良かった」とはにかんだ。

 西田署長は「的確な判断と迅速な行動で、男性の命を救った。われわれも見習うべき、すばらしい活動だった」と話した。