感謝状を受け取る南部さん(中央)と田邊さん(左)=京都府宇治市伊勢田町・西消防署

感謝状を受け取る南部さん(中央)と田邊さん(左)=京都府宇治市伊勢田町・西消防署

 京都府宇治市大久保町を走行中の路線バス内で心肺停止状態となった60代男性を救命したとして、市西消防署は21日、京都岡本記念病院(久御山町佐山)の職員2人に、感謝状を贈った。

 男性は10月5日午後4時50分ごろ、路線バスの車内で意識を失った。同乗していた臨床検査技師の田邊伊吹さん(22)が男性の異変に気付いて119番し、男性に声掛け。看護師南部早苗さん(59)は胸骨圧迫を行った。

 男性は心拍が再開し、意識を取り戻した。後遺症もなく回復したという。
吉田依明(よりあき)署長から感謝状を受け取った田邊さんは「とっさの行動だった。数分の間に意識が戻って良かった」と語り、南部さんは「病院外での救命処置は初めて。落ち着いて行動ができたからこそ救えた」と喜んでいた。