宗祖親鸞をしのんで僧侶や参拝者が念仏を唱えた「報恩講」(21日午後2時26分、京都市下京区・東本願寺)

宗祖親鸞をしのんで僧侶や参拝者が念仏を唱えた「報恩講」(21日午後2時26分、京都市下京区・東本願寺)

 浄土真宗の宗祖親鸞をしのぶ法要「報恩講」が21日、京都市下京区の東本願寺(真宗大谷派本山)で始まった。全国からの多くの参拝者が宗祖像を安置する御影(ごえい)堂に集い、「南無阿弥陀仏」の声が広い堂内に響き渡った。

 午後2時からの「初逮夜」では、門信徒たちが僧侶に合わせて念仏を唱えたり、合掌したりした。来年6月に退任する大谷暢顕門首(89)と門首後継者の大谷暢裕氏(68)も出仕した。

 報恩講は真宗門徒にとって最も重要な仏事となる。この日は下京区の興正寺(真宗興正派本山)、同区の佛光寺(真宗佛光寺派本山)、野洲市の錦織寺(真宗木辺派本山)でも始まり、親鸞命日の28日まで続けられる。

 最終日、東本願寺では僧侶が全身を揺らしながら念仏を唱える「坂東曲(ばんどうぶし)」が営まれる。